社交ダンス初心者が一人で教室へ行っても大丈夫です。友達を作ろうと頑張らなくても、一緒に踊るうちに自然と会話が生まれていきます。

うちの教室でも、体験に来た方は最初こそ緊張していますが、踊り始めると「足が動かない」「難しいですね」と声が出て、休憩の頃には「変な汗かきますね」と笑っていることがよくあります。

踊り始めると、自然に会話が始まります

初めての場所で「みんな仲良しで、自分だけ一人だったらどうしよう」と不安になる気持ちはよく分かります。でも、うちの教室では初めての方に生徒さんが声をかけてくれますし、自己紹介の時間もあります。いきなり仲良くならなくてはいけない、ということではなく、知り合うきっかけがあるんです。

社交ダンスには、最初から共通の話題があります。「さっきのところ、難しかったですね」「右足でしたっけ、左足でしたっけ」。立派な自己紹介や、面白い話を用意しなくても、同じことを体験しているから話せます。

友達を作ろうと頑張らなくていい

僕が今日お伝えしたいのは、友達を作るために頑張らなくてもいい、ということです。大人になると、知らない人と新しく友達になる機会は意外と少ないものです。会社では立場や役職があり、近所では気を遣うこともある。そんな日常とは違う人たちと、同じことを始める面白さが社交ダンスにはあります。

社交ダンスは一人だけで完結せず、相手と踊ります。相手が間違えたら自分もつられて間違えたりして、二人で笑ってしまうこともあります。お互いに完璧じゃないから面白い。そうしたやり取りから、自然に距離が近づいていきます。

おとなしいまま、少しずつで大丈夫

もちろん、最初から明るくおしゃべりする必要はありません。誰かに話しかけられて少しずつ答えるだけでも十分です。無理に社交的な人を演じなくていいんです。

最初から友達と一緒でなくても、一人で来て、一緒に踊って、少し話す。また次に会ったときに「こんにちは」と言える。そんなふうに関係ができていきます。会った人全員の名前を覚えたり、みんなと仲良くなったりしなくても大丈夫です。「ここに来るとなんだか楽しいな」「またあの人に会えるな」という気持ちが少しずつ増えていく方が自然だと思います。

社交ダンスは、新しい人と出会える場所

知らない人ばかりだからと、心配しすぎなくて大丈夫です。社交ダンスはステップを覚えるだけでなく、普段の生活では知り合わなかった人と出会える場所でもあります。まずは一人で気軽にいらしてください。最初から誰かを連れてくる必要はありません。